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三重県鈴鹿市を中心に、津市、四日市市で家づくりをお考えなら、ぜひとわの巧創(とわのこうそう)までお問い合わせください。とわの巧創は女性スタッフがチームとなって家づくりのお手伝いをしており、打ち合わせをするプランナーから現場監督まですべて女性スタッフが担当します。そして、お客様一人ひとりにあった最適な「あなたらしさ」を大切にした暮らしを実現するために、設計・デザイン・素材・住宅性能にこだわっています。資金計画や土地探しからお手伝いをさせて頂きますので、なにから始めればいいのか分からないというお客様でも安心して家づくりを進めることが出来ます。家づくりのことは、とわの巧創にお任せください。

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Home三重県鈴鹿市で女性目線の空間設計なら、とわの巧創にお任せください

2022/02/04

会社ブログ

統計でみる家づくりの実態

統計でみる家づくりの実態

こんにちは。

とわの巧創の伊藤です。

「フラット35」を提供する住宅金融支援機構の

投資家向けの資料から抽出したデータによると、

2000年度から2020年度のフラット35の

利用者である122万人を分析したところ、

1:借入年齢の上昇

2:借入額の増加

3:融資期間の長期化

この3つの要素が重なったことにより、

ローンを完済出来る年齢が

大きく上昇しているという事が分かってきました。

つまり、以前に比べると、

老後に返済リスクを先送りする傾向がある

ということなのですが、

このデータの結論としては、

2020年にフラット35を利用した方が

ローンを完済する平均年齢は、

73歳だということです。

言い換えるならば、

どんな状況であろうと、

73歳まで働き続けることを前提として、

家づくりをしている方が、

数多くいるということですね。

ということで、今回は、

日経新聞に出ていたこの記事について、

もう少し掘り下げて

お伝えしていきたいと思います。

借入時の年齢の上昇

借入時の年齢は2000年代前半の時点では

37〜38歳が平均だったようなのですが、

その後、結婚年齢の上昇などに伴い

家を取得する年齢が引き上げられたため、

2013年度以降は40歳あたりを

ずっと推移しているとのことです。

ここに関しては、

特別驚くことではないですよね。

しかし、次の借入額に関しては、

この20年間でずいぶんと違いが出てきているようです。

借入額の激増

データによると、

総融資額を融資件数で割った平均融資額は、

この20年間で、

なんと1200万円も増えているとのことでした。

(2003年度→1900万円)

(2020年度→3100万円)

理由としては、

資材価格の高騰や増税などの影響によって

住宅価格が上昇を続けていることと、

金利負担が驚異的に軽いため、

頭金の比率を減らし、

逆にローンを増やす傾向にあること

が挙げられるようです。

しかし、今の住宅価格の動向を見る限りでは、

この借入額については、

今後ますます増えていきそうな気がします・・

融資期間の長期化

当然、借り入れが増えれば

返済期間も長くなるのですが、

データによると、

2000年度にローンを組んだ方と

2020年度にローンを組んだ方とでは、

完済時の年齢が5歳も違ってきているのです。

(2000年度にローンを組んだ人の

完済時の平均年齢が68歳に対し、

2020年度にローンを組んだ人の

完済時の平均年齢は73歳らしいです)

●60歳時点のローン残額

60歳時点のローンの残額も、

借入額同様に爆上がりしています。

なんせ2003年度にローンを組んだ方の

平均残額700万円に対し、

2020年度にローンを組んだ方の

平均残額は1300万円と

2倍近い金額になっていますからね 。

まー、今は人生100年時代と言われるぐらい

日本人の寿命はどんどん延びているので、

60歳以降も15年〜20年働くと考えれば、

問題ないといえば、そうかもしれないですけどね。

とはいえ、ずっと健康で働くことが出来る

保証なんてどこにもないので、

もしもの時の為に備えておかないといけませんけどね。

なんせこれからは、

退職金だってあてにならないかもしれませんしね。

リタイア後の暮らしと家づくりのバランス

30代中盤までに家づくりをすれば、

最長の35年でローンを組んだとしても、

繰上げ返済をせずとも70歳までには完済出来るので、

借入額さえ間違えなければ大きな問題はないと思います。

しかし、その年齢を超えて家を建てるとなると、

かなり慎重に予算や返済期間を設定すべきです。

というのも、

フラット35を利用している45〜50歳の9割が

80歳近くまで返済することを前提として、

住宅ローンを借りているのですが、

これは住宅購入の選択肢は増えるものの、

かなり老後の返済リスクが高まってしまうからです。

歳をとってから貧乏になるのと

若い時に貧乏になるのとでは、

状況が天と地ほど違いますからね・・・

事実、現在でも、定年後も

ローン返済に追われていることを理由に、

アルバイトやパートを始めて

ギリギリでやりくりしている

高齢者が増加していると言われています。

なので、30代中盤を過ぎてから家を建てるなら、

老後の暮らしも並行して考えた上で、

予算設定を行っていただければと思います。

そして、その予算の範囲内で、

実現可能な家づくりをしていただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

次回の更新をお待ちください。

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