こんにちは。
とわの巧創の伊藤です。
そもそも売られている土地面積が
めちゃくちゃ田舎で100坪ぐらいある、
という場所なら仕方ないものの、
あなたが住む地域がそうじゃないとしたら、
出来るだけ土地面積は小さくすべきです。
というのも、家づくりの終盤で、
ほぼ確実に理想と現実のギャップに
苦しむことになるからです。
具体的に言うと、
予算内で実現可能な「庭」と
思い描く理想の「庭」との間に
大きなギャップが生まれ、
その調整に頭を抱えることになる
ということですね。
今回お伝えしたいのは、
「庭」は想像以上に工事費用が高い
ということです。
なんとなくこれくらいの金額だろうと
自分で勝手に思っていたら、実際には
2倍ぐらいになってしまった!ということは
リフォーム工事でもよくあることです。
100万円ぐらいちゃうかなあ?
と思っていたところ、
200万円という見積もりが出てきたので、
ビックリした…的な感じですかね。
なので、うちでは今からお伝えする
2つのことを実行していただくことによって、
出来るだけそのギャップが
生まれないようにしています。
●2つの前提条件
まず1つ目が、
冒頭でもお伝えしたように
出来るだけ土地を小さくしてもらう
ということです。
そして、そのために資金計画にて
土地の予算を具体的に試算し、
かつ、どんな家を建てたいかを
お聞きした上で、
土地探しをするようにしています。
こうすれば、
建てたい家にフィットする
土地を買いやすくなるからです。
無駄に土地を余らせてしまえば、
その維持管理だって大変になりますからね。
そして、これをクリアした上で
2つ目にやるべきことが、
土地に無駄な余白をつくらないように
家の設計をするということです。
例えて言うなら、
平屋が建てられるのに、
わざわざ2階建てを建てない
ということですね。
使いやすさ住みやすさや、
そして居心地の良さといった
機能面においても、
また耐久性や耐震性や温熱環境といった
性能面においても、平屋の方が
スペックが高いわけですしね。
まぁ、土地探しをする前に、
どんな家を建てたいかを明確にし、
それに合わせて土地選びをすれば、
自然と無駄な余白は出来なくなるんですけどね。
まずは、この2つの条件をクリアすることが、
「庭」のコストを最小化するための
大前提だというわけですね。
●「庭」で知っておくべきこと
以上の2つをクリアしておくと
必然的に「庭」の工事面積が小さくなるので、
後は砂利を敷く費用と
コンクリートを打つ費用との差が
一体どれくらいなのかさえ
把握しておけば大丈夫なんです。
もちろん、その費用は
外構屋さんによって違うでしょうから、
ここでは具体的な費用は記載しません。
が、知っておいたほうがいいのは、
コンクリートの価格は、
砂利の価格の3〜4倍だということです。
つまり、仮にコンクリートの見積もりが
60万円だったとしたならば、
それを砂利に変えるだけで
金額が40万円〜45万円安くなる
というわけですね。
ということで、
この相場感さえ分かっていたら、
価格の調整もしやすくなるので、
ぜひ参考にしながら、
土地選びをしていただければと思います。
1番最悪なのは、
無駄に広い土地を買って、
なぜかそこに2階建てを建ててしまうことなので、
そんな非合理的なことだけは
絶対にしないように気をつけてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回の更新をお待ちください。