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三重県鈴鹿市を中心に、津市、四日市市で家づくりをお考えなら、ぜひとわの巧創(とわのこうそう)までお問い合わせください。とわの巧創は女性スタッフがチームとなって家づくりのお手伝いをしており、打ち合わせをするプランナーから現場監督まですべて女性スタッフが担当します。そして、お客様一人ひとりにあった最適な「あなたらしさ」を大切にした暮らしを実現するために、設計・デザイン・素材・住宅性能にこだわっています。資金計画や土地探しからお手伝いをさせて頂きますので、なにから始めればいいのか分からないというお客様でも安心して家づくりを進めることが出来ます。家づくりのことは、とわの巧創にお任せください。

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Home三重県鈴鹿市で女性目線の空間設計なら、とわの巧創にお任せください

2025/11/14

会社ブログ

日当たりはそれほど重要ではない

日当たりはそれほど重要ではない

こんにちは。

三重県鈴鹿市を中心に快適でオシャレな家づくりをしている工務店

とわの巧創の伊藤です。

「日当たりの良さ」は家づくりをする上で

最も重要なキーワードであると認識されていますが、

そこに固執し過ぎると家づくりのあらゆる局面で

色んな代償を払うことになります。

例えば、土地。

日当たりに良さに固執すれば

土地選びは必然的に「南向き」一択ということになりますが、

当然、人気が集中する南向きの土地は価格も割高に設定されます。

かつ、よほど立地が悪くない限り値引き交渉の余地もありません。

その上、南向きの土地は需要が供給を上回りがちなので、

南向きに固執してしまうと住みたい地域でいい土地が出てこない

という状態を生み出してしまいます。

そして、インフレが進む現在は

その時間のロスによって建築費が割高になってしまった・・

という状況を招きかねません。

また、日照を阻害されないぐらい広く土地を買えば、

南向きに固執せずとも

日当たりがいい土地を買うことが出来ますが、

この場合も当然、土地価格は割高になってしまいます。

かつ、この場合に至っては外構工事コストも跳ね上がるし、

その後払い続けていく固定資産税までも割高になるという

悲しい現実が待っています。

ゆえ、土地選びの観点からしても「日当たりの良さ」に

あまり固執し過ぎないようにしていただけたらと考えています。

日当たりが良くないのであればそれを考慮した上で

間取りと窓を設計すればいいだけですからね。

✔️家づくりにも支障が出やすい!?

また、日当たりに固執し過ぎると肝心の設計にも支障が生じます。

まず、南向きの土地に建てる場合、

基本、全ての部屋を南向きでつくりたくなるため

家の中が開けっ広げ状態になります。

そして、それを防ぐためにカーテンが必要となり、

そのカーテンを開けることがないまま

薄暗く開放感が感じられない空間で毎日を過ごすことになります。

また、それに加えて耐震性にも支障が出かねません。

南向きに開口を多くつくればその分壁量が少なくなるし、

一方で窓がそれほど必要ないと考えられている

対極の北ばかりに壁量が多くなり、

結果、壁量バランスも最悪な状態になりがちだからです。

(2階建ての場合、上からの荷重もあるので

なおのことバランスが悪くなります)

さらに部屋を南向きでつくれば

必然的に水回りが北に配置されることになりますが、

そうなれば湿気の多い水回りに直射光が差し込まない上、

風通しも悪くなってしまいます。

室内干し中心のご家庭にとっては

あまり好ましい環境ではありませんよね。

これらは生乾き臭とジメジメ感の原因になる上

洗濯物も乾きにくくなりますもんね。

これらが、日当たりがいい土地で起こりやすい問題ですね。

✔️外構の予算オーバーが起こりやすい!?

日当たりに固執し過ぎると

外構工事では予算オーバーに大いにつながることになります。

南向きの土地の場合、ウッドデッキをつくるにしても

ウッドデッキ費用だけじゃなく目隠し費用も同時に必要となるし、

開けっ広げの家で防犯に不安が残るため

心理的に敷地に入ってきにくい工夫をしなければいけないから。

日当たりを確保するために土地を広くした場合、

単純に施工面積が大きくなるし、

おそらく目隠しや心理的に敷地に入ってきにくい工夫が

先程同様に必要となるからです。

そして、当初計画していた予算から

いとも簡単に2〜300万円も足が出る結果となってしまいます。

いかがでしたか?

この説明だけではあまりピンとこないかもしれませんが、

日当たりのいい土地に立ち並ぶ家の多くをご覧いただくと、

「あ。そういうことか」とお分かりいただけると思います。

まとめると、

日当たりに固執すれば全てのコストが割高になると同時に、

(土地代、建築代、外構代)

その割に思ったより住みにくい家になってしまう可能性が高くなる。

という考え方も知っていただき、

その上で広い視野で家づくりを考えていただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。

次回の更新をお待ちください。

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