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Home三重県鈴鹿市で女性目線の空間設計なら、とわの巧創にお任せください

2020/02/06

会社ブログ

生涯払い続ける光熱費を合理的に削減する方法

生涯払い続ける光熱費を合理的に削減する方法

こんにちは。

とわの巧創の伊藤です。

“住宅ローン”は期間に終わりがあるのに対し、
“光熱費”には期間に終わりがありません。

それゆえ、一生涯掛かり続けることになる光熱費を、
いかにカットすることが出来るかどうか?は、
家づくりでとっても大切なコトの1つです。
ということで、2つ目のコストカットは光熱費です。

では、まずご質問させていただきます。
家で消費するエネルギーの中で、
冷暖房が占めている割合が一体どれくらいなのか?
あなたはご存知でしょうか?

感覚的に捉えてみると、
おそらく半分以上、いやもっと占めているのではないか?
とお考えになったのではないでしょうか?

しかし、現実はというと、
全体のエネルギー消費に対する暖房の割合は約26%であり、
冷房に関しては、たったの約2%しかありません。
合わせて約28%ということですね。

他方、意外にもエネルギーを消費しているのが、
照明や家電などの動力で、
これらで約35%ものエネルギー消費をしていると言われているのです。

また、給湯も冷暖房を会わせた数字と同じく、
約28%ものエネルギー消費をしている
という結果が出ているんですよ。

さらに、これを細かく見ていくと、
最もエネルギーを消費しているのが冷蔵庫であり、
照明・テレビがそれに続き、
なんと!エアコンはその次という結果、なんですよね。

過度の住宅の高性能化は必要なのか?

この結果を受けて、
よく考えなければいけないことが、
過度の住宅の高性能化が必要なのかどうか?
ということです。

住宅の断熱と気密ばかりを強化しても、
冷暖房以外のエネルギー消費には、
なんの関係もないですから・・・

もちろん、国が定める基準の断熱性能を有した
家を建てることはごく当たり前のことです。
ですが、基準を遥かに超えるような家をつくったとして、
意外にコストがかかっていない光熱費が
一体どれだけ削減出来ると思いますか?

もし、性能アップに多額の資金を投じたのに、
実際暮らし出してみると、
聞いていた話より光熱費が削減出来なかったとしたら・・・?
むしろ無駄に家を大きくし過ぎたせいで、
余分に冷暖房費がかかる家になってしまったとしたら・・・?

・光熱費削減のためにすべき2つのこと

家の光熱費をカットするために、
取り組むべきことは以下の2つです。

1つは、『出来るだけ家を小さくする』ということです。
当たり前の話ですが、
家の面積を小さくすれば、家の体積も小さくなります。
そして、結果的に冷暖房費を最小限に抑えることが出来るのです。

しかし、この場合大切なことは、
無駄を省くことで家を小さくする、ということです。

例えば、温度差が少ない快適な家をつくるために、
もっとも不必要なスペースは“廊下”ではないでしょうか?
もし、廊下をなくすことが出来れば、
家全体の温度差をなくしやすくなり、
結果として個別で使用するエアコンの使用量を
抑えることが出来るようになりますよね。

また、廊下だけに限らず、
他の余分なスペースをカットすることにより、
家の面積を小さくすることが出来れば、
そもそもの建築費を大幅にカットすることが出来ますよね。
家の価格は、家の面積に大きく左右されるからです。

そして、もう1つ目を向けるべきコトは“創エネ”です。
太陽光発電の設置ですね。

というのも、住宅の高性能化が、
冷暖房しかカット出来ないのに対して、
太陽光発電は、冷暖房を含めた全てのエネルギー消費を、
網羅することが出来るからです。

ただ、この太陽光発電に関しては、
太陽光発電であればなんでもいいわけではないですし、
単純にみんながみんな設置すればいいわけでもないですので、
返済方法や設置パネルメーカーなどに注意しながら、
きっちりと試算した上で検討することが大切になってきます。

しかし、電気料金は今後どんどん上がっていくでしょうから、
太陽光発電を設置するかしないかによって、
もしかしたら生涯ずっと毎月1万円〜2万円も、
電気料金の支払い金額が違ってくることになるかもしれません。

ということで、家づくりをする時には、
光熱費という点にも着目いただくことで、
老後資金の備え費用を、
捻出出来るようにしていただければと思います。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。
次回の更新をお待ちください。

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