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Home三重県鈴鹿市で女性目線の空間設計なら、とわの巧創にお任せください

2023/03/23

会社ブログ

家の予算が自然と上がる暗黙のルール

家の予算が自然と上がる暗黙のルール

こんにちは。

とわの巧創の伊藤です。

家を建てる人の約7割が、

土地を買わなければいけないと言われているのですが、

そうなれば必然的に銀行からの借入額が大きくなります。

そして、出来るだけ長い期間で

住宅ローンを借りることになるのですが、

この時やってはいけないことは、

現在の家賃との差を埋めるべく、

単純に安い金利を選ぶことで

返済負担を下げようとすることです。

住宅ローンは返済期間が長くなればなるほど

元本の減りが遅くなるため、

よほど貯金をしていない限り、

途中で金利が上がると一気に返済負担が上がるからです。

それゆえ、土地から買って家を建てる場合、

固定金利を選んだ場合でも

返済負担がなるべく上がらないように

家づくりの計画を立てるべき、なんですよね。

では、固定金利を選びつつも

返済負担が上がらないようにするためには、

どのように家づくりをすべきなのでしょう?

結論から申し上げると、

家づくりのコストを上げる原因となる

家は最低35坪欲しい

土地は南向きじゃないとダメだ

土地は少しでも広く買いたい

この3つの考え方を取り除くことが鍵になります。

では、その理由について1つ1つ説明していきたいと思います。

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危険な暗黙のルール

家づくりでは、

そうしなければいけないわけでもないのに

知らず知らずの間にこうだと

決めつけてしまっていることがたくさんあります。

「家=2階建」や「子供部屋=2階」、「部屋=南」や「水回り=北」

という暗黙のルール的なやつです。

そして、この暗黙のルールの1つが

「家は最低35坪欲しい」ということです。

おそらく足を運んだモデルハウスや完成見学会などで

「いいな」と思った家の多くが35坪以上広さがあったからか、

あるいは、それぐらいは必要だと住宅会社から言われたからか、

その理由は定かではありませんが、

理由はさておき、この考え方が危険な理由は一体何なのでしょうか。

ほぼ合致しない予算と要望

それはいざ資金計画をしてみると、

多くの方がその大きさの家が建てられるだけの予算を

家に回すことが出来ないからです。

つまり、その大きさの家を建てるとなると、

ほぼ確実に予算オーバーしてしまうということですね。

住宅の工事見積が「大きな予算オーバー」とならないために。 – 一級建築士事務所アトリエ橙(だいだい)|東京都|練馬区|建築家|奥山裕生

例えば、35坪の家を建てるとなると、

税込2500万円かかるとしましょう。

一方で資金計画をした結果、

毎月、返済していける金額が80,000円で

そこから逆算したローン額が3000万円、

それに自己資金として出せる300万円を足して

総予算が3300万円として、

家以外の費用に1200万円必要だとしたら、

家に掛けられる予算は2100万円となります。

となると、

35坪という広さにこだわって家を建てるとなれば、

単純に400万円資金が足りないので、

この不足分を何らかの形で補わないといけなくなります。

銀行から借り入れを増やすとか、

貯金をギリギリまで切り崩すとか、

親から助けてもらうなどの手段によって、です。

そして借り入れを増やすという選択をすると、

毎月の返済負担が大幅に上がってしまうことになり、

家計にゆとりがなくなる大きな原因となってしまいます。

ゆえ、この場合最も良い選択は、

2100万円という予算で建てられる家にするということです。

たとえそれが30坪にも満たない家になるとしても、です。

とはいえ、やはり30坪未満と聞くと

「ちょっと小さ過ぎるのでは?」と思ってしまいますよね。

なので、次回は間取りのつくり方によっては

28坪の家でも35坪の家よりも使いやすく、

より住みやすくなるということについて

お伝えしていきたいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございます。

次回の更新をお待ちください。

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