株式会社とわの巧創
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三重県鈴鹿市を中心に、津市、四日市市で家づくりをお考えなら、ぜひとわの巧創(とわのこうそう)までお問い合わせください。とわの巧創は女性スタッフがチームとなって家づくりのお手伝いをしており、打ち合わせをするプランナーから現場監督まですべて女性スタッフが担当します。そして、お客様一人ひとりにあった最適な「あなたらしさ」を大切にした暮らしを実現するために、設計・デザイン・素材・住宅性能にこだわっています。資金計画や土地探しからお手伝いをさせて頂きますので、なにから始めればいいのか分からないというお客様でも安心して家づくりを進めることが出来ます。家づくりのことは、とわの巧創にお任せください。

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Home三重県鈴鹿市で女性目線の空間設計なら、とわの巧創にお任せください

2024/09/02

会社ブログ

2種類の光

2種類の光

こんにちは。

三重県鈴鹿市を中心に快適でオシャレな家づくりをしている工務店

とわの巧創の伊藤です。

光には「直射光」と「天空光」があり、

多くの方が基本「直射光」だけで

採光計画を考えようとしてしまうのですが、

どんな天気の日でも

安定した明るさを室内に届けるためには、

「天空光」をふんだんに取り入れる必要があります。

理由は、

大気層を通過して直接地上に届く「直射光」は、

熱が高く、明るく眩しい上、

天候に大きく左右されてしまうからです。

明るく眩し過ぎるとなると、

また家の中に熱が入り過ぎるとなると、

それを遮るためにカーテンが必要になり、

それによって光が遮断されてしまい

採光計画が大きく崩れることになるし、

直射光を主な採光手段にすれば、

周囲から家の中が丸見えになってしまうことから、

曇りや雨の日でもカーテンが開けられなくなり、

よりいっそう暗い家になってしまいますよね。

そんなわけで、

空気中の塵や水蒸気などで

乱反射した光である「天空光」の

存在を知っていただいた上で

間取りの計画を立てることをオススメしています。

では、ここからは

「直射光」だけに頼らない

間取りづくりを実行していただくために

必要な知識についてお伝えしていきたいと思います。

ちなみに「直射光」信者を脱却し、

天空光をふんだんに取り入れた

住まいづくりさえ出来れば、

付けるのが当たり前だと思われている

カーテンが必要なくなり、

曇りの日はおろか、

たとえ雨が降っているとしても、

照明なしで過ごすことが出来るようになります。

間違った採光計画

建売住宅の広告を見ると、

「全室南向き日当たり良好」

という文言がよく入っているし、

建売住宅に限らず

注文住宅でもそのようなお家が

たくさん建っていますが、

まず考えていただきたいことが、

「そもそも全ての居室を

南向きでつくる必要があるのか?」

ということです。

例えば、寝室。

この部屋は陽が沈んでから

陽が上り始めるまでの間に

使う部屋ではないでしょうか。

ゆえ、日当たりをそんなに

重視する部屋ではありませんよね?

続いて子供部屋はいかがでしょうか。

デスクワークをする時を

想像してみてください。

朝から夕方まで

厳しい日差しが差し込んでくる所で

集中して仕事が出来るでしょうか?

難しいですよね。

ということは、子供たちだって

そんな所で長く集中して

勉強なんて出来ませんよね。

そして、集中するために

きっと遮光カーテンを閉め切り、

暑い熱と眩しい光が

入ってこないようにしつつ、

照明で光の調整をすることになるでしょう。

この他、玄関や玄関ホール、

そして廊下や階段スペースなども

明るくはしたいものの、

かといってそれが「直射光」である

必要は全くありませんよね。

一方で

「キッチン」や「脱衣室」などは、

居住スペースを南向きでつくることで

直射光が入ってきにくい場所に

追いやられがちになっているのですが、

本当にそれでいいのでしょうか?

光が差し込まない薄暗いキッチンで、

天気のいい日なのに照明をつけながら

料理をつくり、後片付けをする。

熱も入ってこなければ風通しも全然良くない

寒くてジメジメとした脱衣室で

着替えをし、洗濯物を干す。

こんな暮らしを手に入れたいだなんて

全く思いませんよね?

程よく日差しが差し込む

明るく清々しいキッチンで

料理をつくり、後片付けをしたいし、

程よく日差しが差し込み、風通しも良い

明るくカラッとした脱衣室で

着替えをし、洗濯物を干したいですよね。

こうやって考えてみると

「なるほど。確かにそうかも。」

と思っていただけたと思いますが、

残念なことに多くの住まいが

このような設計にはなっていません。

もちろん、その理由は

「直射光」だけで採光計画を

立ててしまっていたからです。

では、どうすればいいのか?

というわけで、

次からは「直射光」だけに頼らず、

「天空光」をふんだんに利用した

間取りの考え方について

お伝えしていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。

次回の更新をお待ちください。

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